手術・治療 拡VEGF抗体注射

手術・治療

拡VEGF抗体注射

加齢黄斑変性の現在の主な治療としては抗VEGF療法があります。
VEGFというのは血管内皮増殖因子といって加齢黄斑変性の症状を悪化させる最大の要因となる物質です。そのVEGFを中和させる抗VEGF抗体を硝子体注入する治療です。治療は数分で終わるため高齢者の方にとって、精神的身体的負担が少なく、比較的安全性が高い治療と言えます。最低3回は注射をうつ事を必要としますが、視力改善効果が認められた唯一の加齢黄斑変性の治療法です。
この抗VEGF治療の適応が拡大され網膜静脈閉塞症や近視性脈絡膜新生血管症、糖尿病性網膜症といった他の眼底出血を引き起こす病気にも用いられるようになり、効果が認められています。

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